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DF-3(、)は、中華人民共和国が開発した核弾頭が搭載可能な中距離弾道ミサイル(IRBM)。中国人民解放軍の第二砲兵部隊にて運用されている。アメリカ国防総省コードネームはCSS-2。 DF-3は1960年代初頭より液体燃料式大陸間弾道ミサイルとして開発が開始された。しかし、ソ連の技術協力が得られなかったことにより開発中止され、国内技術によりIRBMとして実用化が図られた。1970年前後に部隊配備に付けられている。 ペイロードは2,000kg。射程は3,000kmないし4,000kmと推測され、フィリピンのアメリカ軍基地を標的にしていたと言われている。単段式で4基の液体燃料ロケットモーターを持ち、固定式または移動式の発射台より打ち上げられる。燃料は常温保管が可能。 1980年代初頭には100基前後が配備に付けられていたが、DF-21Aの配備に伴い退役が進められ、2000年代の配備数は20発以下と、アメリカ国防総省は推測している。1986年からは改良型のDF-3Aが配備された。1987年には通常弾頭搭載型がサウジアラビアに売却されている。 == 外部リンク == * China Military Power Report 2009 * DF-3 * DF-3A カテゴリ:中華人民共和国の弾道ミサイル cs:Dong Feng (raketa) fi:Dongfeng-ohjus fr:Dongfeng (missile) pl:Dongfeng (pocisk) ru:Дунфэн (ракета) vi:Dongfeng-5 zh:东风系列导弹 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DF-3 (ミサイル)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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